タイ古式マッサージ
仏教との関係性
近年ではさまざまなサロンで流行を見せているタイ古式は、古くは仏陀の時代から長きに渡って受け継がれてきたタイの伝統医療のひとつです。
タイ古式の創始者はインドの医師シヴァカ・コマラパで、仏教の開祖・ブッダの主治医であったとされています。シヴァカ師はサンガと呼ばれる仏教僧の集団の筆頭医師として活躍していた人物で、当時は仏教医学が多くの仏教僧を救っていました。その医学が仏教と共にタイに伝来。インドのアーユルヴェーダをベースに経絡や指圧などの中国医学を取り入れたものがタイの伝統医学となり、その後はタイの寺院(ワット)で体の調子の悪い人々に無償で提供されました。
国民の約95%が仏教徒であるというタイで生まれたタイ古式は、まさに仏教と共に伝わったもの。仏教の教えとは切っても切れない関係にあります。
タイ古式では、施術を行う側も受ける側も「無我の境地」に近づくといわれています。
無我の境地とは、仏教において自我や悩みから解放された悟りの状態のこと。
自分だけでなく相手の呼吸にも注意を払い、体を圧す時やストレッチの際にゆっくりと吐く息に合わせます。このような吐く息が中心の深く長い呼吸を繰り返すことで副交感神経が優位に働き、「深い静寂の状態」に近づくことができるのです。これが仏教の影響を色濃く受けているタイ古式の最終的な目標といわれています。
タイ古式の特徴
施術の手法は整体、指圧、矯正、ストレッチなど。中でも特徴的なのは「2人で行うヨガ」ともいわれるストレッチで、ゆったりとしたリズムとソフトな刺激は心と体に究極のリラクゼーションをもたらします。
タイ古式は血液やリンパの流れを促進することによって老廃物を排出を促すため、むくみの改善に効果的。肩こり、眼精疲労、頭痛などを緩和していきます。
なお、全身に施術を行うタイ古式ですが、足への施術に最も重点をおいています。足の裏・指の間から足の付け根まで、足全体を一定のリズムで丁寧にもみほぐすことで、自律神経の働きを整え、基礎代謝力を向上させます。
そしてタイ古式最大の特徴といえば、タイ語で「セン」と呼ばれる体に流れるエネルギーラインを刺激すること。センを刺激することでその周囲に集中しているリンパや血液が刺激され、各器官の働きが正常化。リンパの活性化、体の痛みの緩和、免疫力・自然治癒力の向上といったさまざまな効果が期待できます。また、自然治癒力を回復させることで薬に頼らずに、日常生活の不摂生による体調不良を自身の力で整えていくことができる体を目指します。
医学的にも注目される
タイ古式は、タイの保健省の調べにより、頭痛、肩こり、腰痛、生理痛、冷え性など、数十種類もの症状に効果的だと医学的に証明されています。また、タイ古式は現代病対策となる「予防医学」としても注目を浴びています。全身の筋肉をもみほぐすことで体全体にリラックス効果をもたらし、心を安定させ心と体の両方からアプローチ。さらに血液やリンパの循環を促すことで免疫力アップへ。定期的に行うことでより病気に強い体作りをサポートします。























































































































